大学院生による研究報告会が出石永楽館で開催されました
豊岡市出石町の永楽館で2025年2月22日(土)に2024年度の修了予定の大学院生が研究の結果を市民向けに発表しました。地域資源マネジメント研究科では、調査や研究でお世話になった市民に向けて、お礼を兼ねて毎年2月下旬に発表会を実施しております。大学院生の調査や研究を大学院に留めず、一般の人々に還元するサイエンスコミュニケーションの一環でもあります。今回は修士課程の7名と博士課程の1名が発表し、その内ソシオ分野の学生は1名です。発表題目は以下になります。
石 静雯.町の歴史文化遺産と観光:日本の城下町と中国の古城を比較する.
この発表では、日本と中国の文化財制度の比較や、日本の出石城下町と中国の平遥古城を文化財という視点で比較しています。私たちが観光資源として扱う出石城下町の良さは、他国と比較することで知ることができます。そのような国際的な文化財、特に城下町の比較に挑戦した意欲的な研究でした。
